小さな事からコツコツと。
こんにちは!
3月に入ったと言うのに寒い日が続きますね。
薬局ではまたまたインフルエンザの患者さんが増えているような状況です。
皆さんは大丈夫ですか?
今日は店舗で勤務した時の話をひとつ・・・。
1月のはじめにある患者さんと出会いました。
その患者さんは80歳を過ぎたおじいちゃん。阪神のキャップがトレードマークの患者さんです。
その日どうしても長く待っていただかなければいけなくなり、その間私が話相手をさせていただいてました。
阪神のキャップがトレードマークというように、大の阪神ファンだそうで、その話に終始花が咲きました。
『藤川はいい投手や~がんばってもらわなあかんな~』『若いころはよく甲子園球場に行ったもんや~』『野球は見てもおもろいけど、やってもおもろいな~』
などなど。
しかし、話をしていくとその患者さんはひとり暮らしであることがわかりました。奥さんを亡くしてから寂しくなったとも言っていました。
2007年11月1日の推計人口において、75歳以上の総人口に占める割合が10%を占めたと総務省は発表しています。
日本の高齢化社会はどんどんと進んでいる現状の中、薬局でもこの患者さんのように一人暮らしの高齢者と接することが多々あります。
また、老人が老人を介護する老老介護も問題となっています。
薬局で働く私達にとってこの問題にどう取り組むべきなのか、このような患者さんと接するたびに日々考えさせられます。
でも・・・何も大きなことをしなくても、本当にちょっとしたことでいいのだと思います。
こうやって薬局に来てもらったときにはたわいもないことでおしゃべりして、笑って。
そして、私達がその患者さんにとってプラスになる知識をしっかり身につけ、患者さんに提供する。
そのことで役に立てることはあるはず・・・。
そう思います。
小さな事からこつこつと・・・・。本当にこれが大切なのだと思います。
何もしないよりは、何かできることを!皆さんもどうですか?