「不思議なものはない!」
こんにちは!
お久しぶりの更新です。
あっ!と言う間に季節は秋モードですね。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・秋と名の付くものはいっぱいありますが、
みなさんはどんな秋を過ごしていますか?
私は意外と『読書の秋』を過ごしています。
秋の夜長に読書・・・なんて情緒たっぷりではなく、通勤電車にゆられながらの読書ですけど(^^;)
播本さんや西村さんのブログにもあったように、私も8月末に登録販売者の試験を受けました。
(自己採点では合格ラインでしたが・・・)
その間、通勤電車はもっぱら勉強時間となっていたわけで、趣味の読書ができなかったのです。
その試験が終わった9月からは、途中で止まっていた本をもう一度読み始めました。(。。)
私の好きな作家の中に、京極夏彦という作家がいます。今もその本を読んでいるのですが、
この作家のあるシリーズに、人間の心の黒い部分やエゴなどを「妖怪」に例えて、
主人公が憑き物落としをするというものがあります。(知らない人には意味がさっぱりわかりませんよね)
私はこのシリーズで主人公が決まって使う言葉がとても気に入っています。
それは、「世の中に不思議なものなど、なにひとつない」という言葉です。
これを読んで、この本の内容(妖怪にみたてたといところ)と照らし合わせると、妖怪や幽霊といったものは絶対に存在しないというようにも聞こえますが、こ
の言葉の意味はそうではありません。
この言葉の本当の意味は、「そこにある事実にはすべて理由がある」ということなのです。
例えば、ペンが机の上にあるとします。次の瞬間机の下に落ちていたら、それは決してペンが1人で
床に移動したわけではありません。必ずそこには何らかの要因(誰かがペンにあたったなど)があり、その事実があるのです。
なんか理屈っぽい・・・と思う方もいるかもしれませんが、決してそうではなく、人が生きていく上ではこれがすべてなのではないかと、私は思います。
それは先ほども書いた、登録販売者の試験もそうです。
「一生懸命勉強した⇒合格できた」ということになります。「勉強をまったくしていない⇒合格できた」ということは不思議なことですが、絶対そうはいきませ
ん。
仕事もそうです。「どんな仕事でもしてやる!⇒自分の身を助ける」ということになるのです。なんやかんやと自分に言い訳をして何もしない人に自分の身を助
ける武器は身につきません。
成功している人は決して楽をして、成功できたわけではないということです。
やはりこう考えるとどんなことにも、何かの要因があり、そしてその結果があるんだな~としみじみ感じます。
結果や事実だけが「不思議」ということはないのです。
私は自他ともに認める、超現実主義者です。もちろん奇跡や偶然などもあるとは思いますが、
それもその人の人生で何か理由があったからだと思っています。
と言うことは・・・今の自分って???ってちょっと不安になってしまうのはなぜ(--;)