カイセイ新聞

鼻づまり

もうすぐ春ですね♪寒かったり、暖かかったりして、季節の変わり目で風邪を引いていませんか?また、春が近づき、花粉症でお困りではないですか?今回は、鼻づまりのトラブルと改善法を紹介します!


◆鼻水は吸わないで!!

鼻がつまっている時によくしてしまうのが、鼻水をすすること。すすることによって、鼻水が耳まで達し、中耳炎を起こしてしまうこともあります。そのため、鼻をかんで鼻水を出すことが大事ですが、強くかみすぎると、耳が痛くなる、鼻血が出るなどのトラブルもあるので気を付けましょう。


◆しつこい鼻づまりを起こさない

鼻水・鼻づまりが長引いている方、それは風邪でも花粉症でもなく、もしかすると、副鼻腔炎になっているかもしれません。副鼻腔炎とは、風邪や花粉・ダニなどのアレルギー、カビなどが原因で起こります。それらの細菌やアレルギー物質により、鼻の入り口の鼻腔が炎症を起こし長引くことで、鼻の奥の副鼻腔まで炎症を起こしてしまうのです。さらに副鼻腔炎が長引いてしまうと、膿(うみ)が発生し、この状態が3か月以上続くと慢性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症と呼ばれている病気になる場合があります。主な症状として、風邪のあとも黄色い鼻水が出る、頭が重い、鼻水が喉にひっかかる感じがする、長引くせきなどがあります。副鼻腔炎は、集中力の低怠感、匂いが分からなくなるなど、全身への影響も少なくはなくはありません。 子どもにも多くみられ、いびき、睡眠障害、注意力・記憶力の低下にまで影響を及ぼすこともあります。 副鼻腔炎は症状が軽いようであれば、市販薬で効果が出ることもありますが、まずは耳鼻科を受診することをお勧めします。

◆鼻水は吸わないで!!

軽い症状であれば、自宅で簡単に鼻づまりを改善することも。

  • 鼻を温める...蒸しタオルで鼻全体を覆うことで、鼻が温まり、鼻孔が広がったり、粘膜の血流が良くなり、一時的に鼻の通りをよくすることができます。タオルが冷めたら、外しましょう。
  • ツボを押す...小鼻の左右のふくらみのわきと、鼻の付け根の両わきに、鼻づまりに効くツボがあります。そこを挟むように押したり、2つのツボを上下にさすると次第に鼻が通るようになります。
  • ヨガ...体をそり返したり、ひねったりすることによって交感神経を活性化させると、血行が改善され、鼻の中のうっ血した粘膜を広げることにつながります。また、脇の下のリンパを刺激することで、血行促進にもなるので、ヨガは鼻づまりを和らげることができると期待されています。

放っておくと、日常生活にも悪影響を与える鼻づまり。正しい対処法とあなたに合った改善法でスーッとすがすがしい春を過ごしましょう!