カイセイ新聞

バナナの健康効果

いよいよ夏本番。夏バテになってしまっていませんか?
夏バテは、不規則で偏った食事によるビタミンやミネラル不足も一因。毎日、バランス良く食べ、ビタミンB群や、汗で失われてしまうカリウムをしっかり摂ることも大切です。カリウムが不足すると、内臓機能肪が低下し、食欲不振、疲労、だるさなどを招いてしまいます。

*そこでオススメな食材がバナナです!

バナナは、塩分を排出し血流を良くするカリウム、神経の興奮を鎮めるマグネシウムなどが特に多く、糖類や脂質の代謝を助けるビタミンB群やC、ナイアシンの他、食物繊維なども含んでいます。
消化も良く、夏の栄養補給、夏バテ対策に最適なのです。


*他にもこんなバナナの健康効果が☆

  • 低カロリー・お腹持ちが良い・・・すぐに吸収されてエネルギーに変化するブドウ糖の他、果糖、ショ糖、でんぷんなどの様々な糖類が含まれています。これらの糖類は吸収される速度が異なるため、エネルギーが長く持続します。
    気になるカロリーは、1本(およそ100g)で約86キロカロリーと低めです。
  • 整腸作用・・・バナナには糖質が豊富に含まれています。その中のオリゴ糖は大腸まで吸収されずに達することができ、善玉菌の栄養になります。善玉菌の割合が増えると腸内環境が整えられ、便秘や下痢の解消に役立ちます。ヨーグルトやハチミツと組み合わせる他、加熱して摂る方法もオススメです。
  • ストレス対策にも・・・バナナに含まれるカリウム、マグネシウム、ポリフェノールはストレス対策にもぴったり。さらに、果物には珍しく、精神を安定させるセロトニンの材料となるアミノ酸(トリプトファン)も豊富に含まれています。

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*なぜ、バナナの話をしたかというと...

実は、8月7日は「バナナの日」。「バ(8)ナナ(7)」の語呂合わせで、日本バナナ輸入組合が制定しています。
ちなみに、昭和の初め頃まで、バナナはお土産品として、あるいは病気の時にしか口にできない高級品だったそうです。
バランスの良い食事の中に、バナナを上手に取り入れて夏バテ知らずの毎日を送ってくださいね☆

※透析を受けている方やカリウムの摂取量に制限のある方はご注意下さい。