カイセイ新聞

基礎代謝

*基礎代謝とは

基礎代謝とは、身体を横たえて全く体を動かしていなくても、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなどさまざまな生命活動のために常に使っている「生きていくために最低限必要な最小のエネルギー」の事です。肉体的・精神的に安静である時に、呼吸器・循環器系や神経系、肝臓や腎臓などの臓器がわずかに活動している状態と考えられています。通常、1日の総消費エネルギー量のうち、基礎代謝量は約70%を占めています。


*基礎代謝のピークがくるのはいつ?

男性は18歳位、女性は15歳位をピークに年齢と共にどんどん低下します。身体が成長する時期を過ぎてある程度完成してしまった後は「維持」のエネルギー以外は必要なくなり、徐々に老化も進んで細胞の生まれ変わりのサイクルが 遅くなり、エネルギーをたくさん使う筋肉も減ってしまうからです。こうして一日の消費の約70%も占める基礎代謝が緩やかに年々低下していくので、たとえ20代の頃から毎日規則正しくきちんと同じ生活や同じ食事量を保っていても、40代に差し掛かる頃に気が付けば「あれ?太った?」と言った事態になるのです。


*基礎代謝を高める秘密の方法

  1. 背筋を伸ばすだけでカロリー消費量が1.5倍上がります。背筋を伸ばすと遅筋(パワーは弱いが持久力に優れている筋肉)に力が入るためです。
  2. 身体を温める。足首を温める事も効果的です。特に足首は皮膚のすぐ下に血管  が通っているので、すぐに温まります。また、へその下とその真裏の背中側にカイロを貼ると、さらに効果がアップします。
  3. 37~40℃以下のぬるめの温度のお風呂で、みぞおちの下までつかります。肩までつかるよりも効果的で、全身の血行がよくなり自律神経を整える働きがあります。汗が出にくい場合は大さじ1~2杯の塩を入れると出やすくなります。

*「体脂肪が減らない」というあなたへ

健康な身体を作るため、3大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)をバランス良く摂ることは大切です。しかし、過剰になると脂肪となって蓄えられてしまいます。これらの栄養を代謝して脂肪を溜めない食べ合わせもポイントになります。糖質には、ビタミンB1(豚ヒレ・玄米など)が、脂質にはビタミンB2(レバー・納豆・牛乳など)が、たんぱく質にはビタミンB6(鶏ささみ・バナナ・鯖など)が代謝するのに必要です。ビタミンB群は、水溶性のため体内に蓄積することができません。ですから、毎回の食事で摂取する必要があります。献立をたてる時には、ビタミンB群が摂れる食材をプラスすると良いでしょう。