カイセイ新聞

夏の疲れ解消法

夏の終わりから秋にかけて、体調を崩しやすい時期になります。この夏の疲労を残さず、心地よい秋を迎えるために、体調の調整を始めましょう。


☆夏の疲れとは?

高温多湿な日本特有の夏では、発汗による体温調整が難しくなるため、自律神経システムの不調を招き、疲れや倦怠感などを感じるようになります。また、クーラーの効いた屋内と暑い屋外を出入りすると、体温調整システムはますます不調になります。このような自律神経システムの不調は、胃腸の働きを弱め、食欲も減退させます。さらに、熱帯夜で十分な睡眠がとれなくなると、疲れはますます溜まっていきます。これが夏の疲れです。


《夏の疲れの対処法》

  1. ビタミンB1を補う
    疲れを感じている時は、細胞内のエネルギー産生が低下しているため、三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)の摂取と共にエネルギー産生に重要な働きをするビタミンB1を補いましょう。市販のビタミン剤を利用するのもよいでしょう。

  2. 栄養が偏らないようにする
    特にビタミン・ミネラルが不足しないように、バランスの良い食事をとるようにしましょう。

  3. 休養と睡眠を十分にとる

  4. 適度に運動をする
    暑さでだるくなった体に、軽いストレッチは効果的です。ストレッチを行うと心地よさが得られ、体が軽くなったように感じ、疲れも軽減されます。いつでもどこでもできる利点がありますが、無理をしすぎるとかえって筋肉を傷めてしまうので、くれぐれもやりすぎは禁物。また、たまにたくさん行うよりも、少しでも毎日行うほうが効果的です。

【うなぎ】

うなぎには身体に良いとされる栄養がたくさん含まれています。うなぎは、ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など身体に大切な栄養素が大変豊富な事でも有名です。