カイセイ新聞

筋肉痛

スポーツの秋です。久しぶりに運動をすると、筋肉痛に悩まされることはありませんか? 筋肉痛の痛みの程度はさまざまですが、痛みがひどくて日常生活に支障をきたしたりした経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は筋肉痛についての情報をご紹介します。


☆筋肉痛とは?

普段動かしていない筋肉を急に使ったり、長時間にわたって運動したりすると、筋肉を構成する筋線維やその周りの組織がダメージを受け炎症を起こします。これが筋肉痛です。普段運動していない人ほど筋肉が傷つきやすく、筋肉痛が出やすくなります。力を入れたときの痛みや、熱っぽさが運動の翌日、翌々日以降にあらわれることもあります。


☆日常生活でできる予防法

  1. 普段から運動習慣をつける
    日頃から筋肉を鍛えておくと、筋肉痛になりにくくなります。ジョギングやウォーキングなどを普段から続けておきましょう。忙しくてあまり運動できないときは、家でテレビを見ながらのラジオ体操や足踏み体操を毎日10分ほど行うだけでも効果があります。足踏み体操では、ふとももが腰の高さと水平になるまで上げましょう。

  2. 運動前のストレッチ、運動後の冷却
    運動前にまずストレッチを行って筋肉をほぐし、血行を良くしておくことが大切です。運動前のストレッチには、肉離れを防ぐ効果もあります。運動直後は冷たいタオルやスプレーなどで筋肉を冷やし、軽くもんでおくとその後の筋肉痛を軽減することができます。

  3. ビタミン、ミネラルを十分にとる
    ビタミンの中でもビタミンB1、B2、B6は代謝を良くする効果があるので、筋肉痛の予防になります。また、ミネラルには体の調子を整える働きがあります。これらの栄養素は、卵、玄米、肉類、レバー、うなぎ、緑黄色野菜、豆類、バナナなどに豊富に含まれています。

☆ジャガイモの栄養

ジャガイモには、ビタミンB群・Cやミネラル成分、食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンB1はなんと、ご飯の3倍、ビタミンCはミカン並みに含まれていると言われています。さらに、ビタミンCは火と水に弱いものですが、ジャガイモの場合はデンプンに守られているため、調理してもたっぷりと摂取できます。