カイセイ新聞

花粉症~対策編~

今春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散数は、昨年夏期の気象条件と9月中旬のスギ雄花の調査結果から、過去10年平均と比較して近畿及び東日本で1~2倍になる見込みです。少量飛散であった昨年と比較すると、東日本では東海を除いて1~6倍、西日本では近畿を除いて1~4.8倍程度の飛散になるものと思われます。また東海は10~16.5倍、近畿は4~10倍となります。(協和発酵キリン「花粉症*ナビ」より抜粋)
今回は、花粉症についてと、対策法をいくつかご紹介します。


☆そもそも、花粉症とは?

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となり、くしゃみ・鼻みずなどのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があり、日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。


☆主な症状

鼻の症状以外にも、目の症状(かゆみ、なみだ、充血など)を伴う場合が多く、その他にノドや皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることもあります。


☆対策法

  • 外出時...帽子・メガネ・マスクを身につけましょう。コートもツルツルした素材を選びましょう。
  • 帰宅後...家の中に入る前に、衣服についた花粉を落としましょう。軽くはたく程度で効果があります。
    手洗い、うがいも忘れずに。洗顔も効果的です。
  • 家の中で...こまめな掃除は花粉以外のアレルギー対策にもなります。また、洗濯物や布団を干す時は、なるべく風の少ない日を選びましょう。(取り入れる際には、よくはたいて花粉を落としましょう。掃除機で吸い取る方法もあります。)部屋の換気は、花粉の少ない夜間がおすすめです。