乗り物酔い
梅雨に入り、体に疲れが見られる季節です。体がだるいという症状の中、乗り物に乗り酔った経験はありませんか。今回は、乗り物酔いはどうして起るのかを紹介したいと思います。
★原因
バスやタクシー、船などの連続的な揺れが内耳に伝わることで、目に映る景色や体で感じる知覚などとの調和がとれなくなり、感覚に混乱が生じるために起こる症状で自律神経系の失調状態のひとつです。
★どんな時に起こりやすいか?
体のバランス感覚をつかさどる神経が過敏な人ほどかかりやすいとされているようです。しかし、睡眠不足や疲労、胃腸障害なども原因となる他、「また、酔ってしまうのでは...」という精神的な要因も大きく影響します。
★予防方法
- 体調を整える
乗り物を乗る前日は、早めに就寝し寝不足をなくすようにしましょう。乗る1時間前に軽い食事をして下さい。
- 座る位置を考える
上下の揺れが少ない場所、バスや船の場合はなるべく中央の席に、乗用車なら助手席に座るようにして下さい。
- 薬を飲む
市販薬を乗る三十分前に服用するようにしましょう。
長期旅行や、買い物が楽しくできるよう前日は十分就寝し、体調管理に気をつけるようにして下さい。