カイセイ新聞

花粉症

毎年、春先になると、花粉症の症状が現れる方が急増します。
今回は、そんな花粉症の原因と、治療薬についてお話しましょう。

★花粉症の原因となる花粉の種類は?

日本では約五十種あります。もっとも多いのはスギ花粉による花粉症ですが、今の時期では、ヒノキシラカバがあります。

★花粉症の検査

花粉症を改善するには、病院で診察していただくのが一番です。
まずは、花粉症かどうかを検査してみましょう。
検査には、鼻の穴の粘膜を診る検査や、鼻汁を綿棒で採取して顕微鏡で調べる鼻汁検査などがあります。

★花粉症の治療薬は?

  • 抗アレルギー薬
    くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効果があり、点鼻薬と点眼薬のほか、飲み薬もあります。副作用はほとんどありませんが、飲み始めてから約2週間で効き始めます。

  • 抗ヒスタミン剤
    即効的な効果はありますが、効き目が持続する時間が短く、くしゃみや鼻水には有効ですが、鼻詰まりにはあまり効果がありません。最近では、副作用の改善をした、鼻詰まりにも効く薬もありますが、効き始めるまでに、1~2日かかります。

  • 抗ロイコトリエン薬
    鼻づまりや鼻水、くしゃみに効果があり、効果が現われるまで1週間ほどかかります。
    鼻水・くしゃみなど花粉症かな・・・。と思う症状が出た場合すぐに、病院で検査してもらいましょう。また、症状に合う治療薬を選ぶようにしましょう。