カイセイ新聞

夏風対策

この季節は、風邪を「風邪をひきにくい」と皆さん思いがちです。
しかし、高温多湿の環境で活動する「アデノウイルス」「エンテロウイルス」が風邪の原因となって感染を起こすのです。

ウイルスを防ぐ部分は、のどや鼻の粘膜になりますが、夏のエアコンや扇風機などで乾燥してしまうと、免疫力低下を引き起こすだけでなく、涼しい室内から暑い屋外に出ることによる急激な温度変化は、体温を一定に保とうと機能している自律神経のバランスまでも崩してしまいます。

☆エンテロウイルス
 下痢や腹痛など腸の症状を訴えるのが特徴
☆アデノウイルス
 発熱とのどの痛み、激しい咳が出るのが特徴

風邪をひいたときの対処法としては、家でゆっくりと休養をとり、免疫力を高めることが大切です。
また、下痢や腹痛などの胃腸障害を伴うことが多く、食欲も落ちますが、炭水化物やタンパク質を中心に、消化のよい食事を少量ずつでも摂るように心がけましょう。大量に汗をかいて脱水症状を起こさないように、水分補給も忘れずにしましょう。

夏風邪を予防する生活習慣は、

  1. 手洗いをする。
  2. クーラーによる冷えに注意する。
  3. 軽い運動をする。
以上3点に注意し、体を休め免疫力を維持し楽しい夏を過ごしましょう。