カイセイ新聞

リウマチ

からだの多くの関節に炎症が起こり、関節がはれて痛む病気です。
長期間にわたって進行すると関節の変形機能障害が起こります。
患者様は男性より女性に多く認められます。どの年齢の人にも、起こりますが、三〇歳代から五〇歳代で発病する人が多く認められます。一五歳以下で発病したときは、若年性関節リウマチと呼ばれます。


☆症状

指、足趾、手首の関節の痛みと腫れが数週間から数か月の間に徐々に起こります。触れると熱感があることもあります。肘・膝の関節にも痛みと腫れがみられます。

朝、起きたときに最も強く感じるので、「朝のこわばり」と呼ばれます。昼寝をしたり、長い時間椅子に座っているなど関節を動かさない時もこわばります。

人それぞれではありますが、悪くなったり良くなったりを繰り返しながら、数ヶ月で完治する患者様もいらっしゃいます。
症状には天候で左右されることも多く天気が崩れ出す前や雨の日、寒い日には痛みが強くなります。


改善点

1. 安静
リウマチは関節だけでなく全身が消耗する病気です。
睡眠を十分にとることと昼間も疲れた時には昼寝をすることも大切です

2. 保温
夏・冬にかかわらずひざ掛けなどで関節を冷やすことを避けましょう。