カイセイ新聞

乳がん(早期発見のために)

現在、日本人女性の30人に1人が乳がんになるといわれております。ここ30年の乳がんの急激な増加は、食生活やライフスタイルの変化がエストロゲ ン(女性ホルモン)の分泌に影響しているためとみられています。医学の発達などにより、早期に発見すれば約95%が治療できます。早期発見のために、セル フチェックや検診が大切なのです。

~早期発見のために~

月1回、乳房にふれたり観察して変化がないかセルフチェック。
そして忙しくても定期健診を受けることが大切です。乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため、観察したりふれたりすることで自分でも見つけることができる数少ないがんのひとつです。生理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなり柔らかい状態の時に自分でチェックしてみましょう。閉経後の人は毎月1回セルフチェック日を決めておこないます。

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~指でふれてチェック~

  1. 4本の指をそろえて、指の腹とろっ骨で乳房をはさむようにふれます。「の」の字を書くように指を動かします。しこりや硬いこぶががないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
  2. 乳房や乳首をしぼるようにして乳首から分泌物がでないかを調べます。

気になるしこりや変化をみつけたら、すぐに乳腺専門の医療機関で診察を受けてください。