じんましん特集
「じんましん」とは?
蚊に刺されたときのように、皮膚が部分的に赤く腫れてとても痒くなり、数時間あるいは一日以内にその赤い腫れが引いてうそのように消えてしまいま す。消えたかと思うと、しばらくしてまた痒くなり、同じような腫れが繰り返し出てきます。そして、こすったり、掻いたりすると、その分どんどん広がって、 ますます痒くなります。イライラするような痒さです。それがじんましんです。
原因は?
外から体内に原因となるものが入った場合飲食物(海老、カニ等の魚介類、そば、小麦など。悪くなった食品等)、薬剤(痛み止め、かぜ薬など)、花粉 やほこりなどの呼吸とともに入るものや蜂刺されなど。アレルギーによることが多いようです。食物アレルギーに運動が重なると重症になることもあります。
- 体に問題がある場合
- 胃腸障害、肝臓疾患、扁桃腺炎、痔など
- ・特殊な原因
- 日光、温熱、寒冷、物理的刺激など
治療は?
どんなときに出るかよく医師に伝え、必要な検査をして、原因がはっきりと捕まり、取り除くことが出来ればその原因を取り除いてもらいます。局所には、発疹の出ているときに痒み止めを塗ります。暖めるより冷やしたほうがいいでしょう。抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤などが処方されます。解毒剤、痒み止めなど注射することもあります。また、抗生物質が必要になること、重症であればステロイド療法をすることもあります。
急性蕁麻疹のときは、消化の良い、刺激の少ない食事に心がけましょう。
タウリンには、私たちの身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用があります。たとえば、血圧が高いと下げ、肝臓の働きが鈍っていると高めます。また、うっ血によるむくみ、息切れを改善してくれます。タウリンはアミノ酸の一種で主に魚介、特に貝類やいか・たこなどに多く含まれています。タウリンは、身体が必要とする量の5%程度しか体内で合成できないため、食べ物や健康食品から摂るよう心がけましょう。