イベント紹介

・ファーマシーフォーラム2012に参加しました!!

平成24年10月27日(土)、28日(日)の2日間、福岡市にて第6回日本薬局学会学術総会が行われ、私たちカイセイ薬局スタッフも発表させていただきました。

24102801.png

毎年、開催ごとにテーマが設定されるのですが、今回のテーマは「薬局時代の幕開け~九州発!輝く未来へ~」でした。超高齢社会となっていく中で保険調剤薬局の地域医療における役割は、重要となってきており、そのような中で、保険調剤薬局や薬局薬剤師が人々の期待に応えるためには、何をしていくべきかについて考える場となりました。

*開会式の様子

全国各地の保険調剤薬局の薬剤師・スタッフが集いました。

24102802.png

24102803.png

今回の特徴は講演だけでなく、健康フェアが行われた事です。

24102804.png健康フェアとは?

広島大学の薬学部が、今後の薬剤師の職能や職域の拡大をはかるため、現在測定を研究の一環として、患者自身による採血からでた血液を、薬剤師がマイクロ生体試料採取管に採取し、総コレステロールや、中性脂肪などの健康状態を評価するというものです。

 

 

 

 

 

 

測定方法

24102805.png

24102806.png

※採血は患者自身でしていただきます。

終日、健康フェアには多くの人だかりができ、測定するまでに1時間待ちという人気でした。

24102807.png

近い将来、薬剤師の新たな職務がこのように行われるようになるのかもしれないと思うとわくわくしますね。

24102808.png

*企業展示

近未来、お薬を集める作業はなくなるのではないかと思うくらい、調剤機器が多く展示されていました。

◆処方せんをバーコードリーダーに通すと集めなければならない薬の棚が自動的に光るという調剤棚。薬の端数は自身で数えて取りますが、10個単位であれば機械が集めて下記の丸い円盤から出してきてくれます!!

24102809.png

◆自動水剤分注機。

瓶ごと機械に入れます。処方せんに書かれている水剤名を選ぶだけで自動的に測り、容器に入れてくれます。24102810.png

◆機械一つで血圧、BMI、体脂肪率、ヘモグロビン数値、食習慣チェックが出来ます。24102811.png

*ポスター演題

たくさんの会社が、それぞれの視点からテーマを決めて研究されており、様々な取り組み内容が分かりました。手書きのお薬手帳を作っている所もあり、個性に溢れていました。

24102812.png

今回は、天満店の大上薬局長が「リフィル処方せん等に対する患者の反応と薬剤師への信頼」についてポスター発表をしました。"リフィル処方せん=繰り返し使える処方せん"という意味です。処方せんに書かれた回数だけ、期間内に繰り返し調剤することが可能なのですが、まだまだ多くの方には認知されていない状況です。

研究内容について多くの方が質問されている姿が印象的でした。

24102813.png24102814.png

                                        ポスター演者:天満店 薬局長 大上 直人

*口答演題

フォーラム2日目の朝一番に店舗推進課、昼過ぎに薬剤師の口答演題がありました。

【店舗推進課】

「未来ある調剤薬局を目指した取り組み」というテーマで、地域の方々に、より調剤薬局を身近に感じてもらえるような取り組みとして行っている店舗イベントなどについて発表をしました。

24102815.png

 

座長も、興味深々に聞いておられました。

 

 

 

 

 

 

 

24102816.png

演者:尼崎店 店舗推進課 松井 美穂子

発表後、傍聴者からの質問に対し、松井さんがハキハキと自信を持って答えていました。

【薬剤師】

「電話トレースによる患者への適切な医薬品情報の提供」について発表しました。薬を安全に服用していただくことはもちろん、患者様と薬剤師の距離を縮めるために電話トレースがあるという事が分かりました。

24102817.png

演者:城東店 管理薬剤師 横田 和也

発表前の緊張した姿とは異なる凛々しい横田さんの姿が印象的でした。

*各セミナー

今回、このフォーラムでは、多数の教授によるセミナーの他、現在テレビ番組に出演中の教授の講演もあり、とても勉強になる2日間でした。

24102818.png

今回の発表者たち★おつかれさまでした!!24102819.png

来年は、2013年11月 私たちのホームグランドである大阪での開催です!!お楽しみに!!

【参加者の感想】

 〈城東店 横田〉

今回のフォーラムでは「電話トレースによる患者への適切な医薬品情報の提供」について発表させて頂きました。会社を代表して発表するので緊張しましたが、チームみんなで協力して話し合いを重ねることで、当日は良い発表が出来ました。また他に参考にしたい素晴らしい演題もあり、勉強になりました。この貴重な経験を普段の業務でも活かしていきたいと思います。

〈尼崎店 松井〉

今回は「未来ある調剤薬局を目指した取り組み」について口頭発表させて頂きました。緊張してあまりはっきりとは覚えていないのですが、現在私たちが考えている薬局についてみなさんに伝えられたのかなと思います。発表しながら自分達の取り組みを振り返り、この事を継続していかなければという熱い気持ちにもなりました。また、他社のポスター発表などもたくさん見る事で自分が医療に携わっているという気持ちの再確認や、自分達の業務に取り入れていきたいと思う事もたくさんありました。今回このような貴重な機会を与えて頂き感謝しています。ありがとうございました。また明日から患者様のために元気に働きます。 

〈企画課 島川〉

昨年に引き続き、二回目の参加となりました。前回よりも発表や研究内容が、業務連携や人々の健康に役立つためにどうすべきかということに特化したものが多く、薬局・薬剤師の在り方について考え直されてきているように感じました。私たちが現在行っている取組み(各種イベント)も、今後は当たり前のこととなるかもしれません。そのような日が来る前に、私たちにしか出来ない特徴を多く出していけるようにしていきたいと思えるフォーラムでした。