・ドーム前店「お薬説明会」~アミーユレジデンス弁天町にて~
平成23年12月10日(土)、11時~12時、ドーム前カイセイ薬局がお世話になっている有料老人施設「アミーユレジデンス弁天町」さんの「家族様運営懇談会」に地域の一員として参加させていただき、「お薬説明会」を開催しました。
アミーユレジデンス弁天町さんHP http://www.amille.jp/home/home/91
はじめに、施設での様々な取り組みについて施設スタッフさん、ケアマネージャーさんのお話がありました。
そして、カイセイ薬局の出番!
「認知症の3種類の新薬について」
アミーユ訪問担当の薬剤師の下間から認知症に関する説明と、この夏に発売された認知症の3種類の新薬の特徴についてお話しました。物忘れと認知症の違い、認知症の症状による様々な行動など、分かっているようで不透明な点を分かりやすくお話しました。説明中は、熱心に資料をみたり書き込みをされている家族様の姿も見受けられました。特に、飲み薬だけでなく、貼り薬もあることなど、それぞれのお薬の特徴についてを熱心に聞かれている様子でした。
(薬剤師 下間)
施設利用者様、ご家族様、施設職員さん、ケアマネージャーの方々が参加して下さいました!説明会後は、血管年齢測定や血流測定のコーナーを設置し体験していただきました。
利用者様やそのご家族様だけでなく、施設の職員さんにも楽しんでいただくことができました。
施設内でご使用いただけるようなお土産と、認知症に関する数種類の冊子もご用意しました。
今回のお土産*入浴剤と、コースターとお茶の中から選んでいただきました★★
「アミーユレジデンス弁天町」の皆様、この度はありがとうございました!
【ドーム前店スタッフの感想】 (薬剤師 下間)
この度、アミーユレジデンスさんで初めてセミナーを開催させていただくことになり、認知症の症状と新薬について、誰が聞いても分かるような内容で作成しました。認知症の患者様のおられるご家族様の前でのセミナーを行うにあたり、一番身近で介護の大変さを実感されているのに、私がお話することで、不快な思いや不安を抱かせるのではないだろうかという気持ちもありましたが、年々増加傾向にある認知症に対し、お薬を通して関わっていくことが出来ればという思いから、今回のセミナーを行いました。ご家族様にも「明日は我が身だから、勉強になりました」と言って頂けたり、入居者様からも「すごく良かったよ」と声をかけて頂けた事を嬉しく思います。普段から、分かりやすくお話しすることを意識していますが、どこか専門的な言葉を使用する場面がある事を準備の段階で知り、今回のセミナーを通し、理解して頂くための表現にも注意することの重要さを学びました。今後も、気軽に話せる薬剤師として多くの方と接して行きたいと思います。
【企画課スタッフの感想】 (島川)
私自身が今回、施設様に向けたイベントに最初の企画段階から携わることが初めてで、どういったことをしたらご家族様や利用者の方に喜んでいただけるかを考えながら進めていきました。その中で、分かりやすく趣旨を伝えることの大変さと形のないものを実現していくことの難しさを感じましたが、実際に、真剣にセミナーを聞いて下さっている姿や楽しそうに測定などを行っていただいてる姿をみて嬉しくなりました。普段、店舗では処方せんを通じての関わりでしかなかったですが、実際に施設に赴くことで入居者様、スタッフさん達と表情や会話を通してのコミュニケーションがとれたように思います。今後も様々なところでイベントを行っていくことで地域の方々と関わっていきたいと思います。