かふん かふん

ん~ 目が痒い…。そして、ハ、ハ、ハックシュン!!!

いや~来ましたね。花粉の時期。先週から妙に目の痒みがひどくなってきました。敏感な人は1月にはもう花粉症状が出てるそうです。花粉の飛散予測で出ているのでですが、なんと高知県は昨年の2倍!!! 昨年がかなり少なかったせいもあって2倍と出ていますが、例年並程度ということです。ただやっぱり少ないほうが助かりますよね(笑)

そもそも花粉症は、アレルギー疾患の一つです。人の体は外部から侵入した細菌や物質(抗原)を異物と認識して、その異物を排除するために特殊な蛋白質(抗体)を産生し、異物を排除しようと反応します。いわゆる抗原抗体反応です。この反応は本来、体を守るという点で大事な反応です。しかし、この反応が何らかの原因で過剰になると、この免疫反応が体に悪影響を及ぼすことがあります。これがアレルギー反応です。花粉症、この異物がスギや植物の花粉ということになります。

花粉症はアレルギー性疾患なので、その過剰なアレルギー症状を抑えることが治療の方向性になります。まずは予防ですが、花粉に反応して症状が出るので、花粉に反応しないようにする。マスクや眼鏡などをして目や鼻への花粉の侵入を防ぎましょう。花粉が付きやすいウール素材などの衣服は避けましょう。晴れた日や風の強い日には花粉が舞いやすいので、出来る限り外出を避けましょう。帰宅した時は、家に入る前に衣服に付着した花粉を払ってから家に入りましょう。また生活習慣で症状軽減をすることもできます。睡眠不足やストレス、お酒の飲みすぎ、喫煙なども症状悪化させる原因と言われています。心当たりのある方は少し注意してみてはどうでしょうか?

花粉症の治療ですが、初期症状が早いと症状を軽減することや、発現を遅らせることができるとされています。薬物療法が一番多いと思いますが、他にも手術による治療もあります。症状がひどければ病院にきちんと受診することをオススメします。花粉症の飲み薬ですが、眠気の副作用が出るというイメージがある方もいると思いますが、今では眠気を軽減した飲み薬も発売されていますので、相談してください。

それにしても、目が痒いですね…。皆さんも早め早めの対策で、花粉症を乗り切りましょう。