え!!! ついてくるの?

薬剤師の片岡です。最近、天気が悪かったり、仕事が遅くまで長引かない限り、毎日4~5km走るようにしています。理由は前回のブログを参照。

いつもは少し肌寒い夜に走っているのですが、昨日は少し温かい15時ぐらいに走ってみることに。すると子供達が 「一緒に行ってもいい?」 …内心、無理だろうな と思いながらも、たまには少しゆっくり走るかと承諾して、一緒にレッツゴー。

1kmほどで小学1年生の次男がまずは脱落、1.5kmで小学3年生の長男が脱落。しかし、少し歩いた次男は、奥さんの「スゴいやん」の一言で息を吹き返し(笑) 結局そのまま4km完走。長男も少し歩きましたが、何とか4km完走。ここ2ヶ月ほどかかってやっとこさ走れるようになった36歳の父は、こいつらにはもう努力しないと勝てないな… と心の中で再認識させられました。サボらず頑張ります。

最近なんだか目が痒い私、多分ブタクサによるアレルギー症状です。今日は、そんな時に使う『点眼剤の基本』について少しお話しを。

点眼準備…まずは手を綺麗に洗うこと。手が汚いと手から目に菌が入ってしまうことはもちろん、点眼剤本体を菌で汚してしまう結果につながる可能性があります。しっかり手を洗いましょう。点眼剤の先端部は絶対に手で触らないように注意してください。複数の点眼剤を使用している方は、点眼剤の用法・用量を確認してから使う点眼剤を選びましょう。

点眼方法…点眼時のまぶたを引っ張る方法は、指でまぶたを広げる方法でもかまいませんが、指が眼に入ってしまうことがあるので、手をグーにしてからまぶたの下をひっぱるげんこつ法が清潔で良いとされています。また点眼剤の先端がまつげや眼、瞼に触れないようにしましょう。触れてしまうと点眼剤自体が菌で汚染されてしまうので注意してください。また、点眼剤は一滴で十分です。何滴も点眼しないようにしましょう。

点眼後の処置…点眼後は眼を閉じて目頭を1~2分ほど圧迫してください。すると薬が眼にとどまり、効果がしっかり発揮されます。眼の周りに溢れ出た点眼剤は、清潔な脱脂綿やガーゼでふき取ってください。

点眼剤の使用期限…開封後の使用期限は、規定されているものについては薬剤師さんに確認してください。規定されていないものは、5ml容器の点眼剤であれば約1ヶ月と考えられています。基本的にきちんと使っていれば1ヶ月で中の点眼液がなくなるようになっているので残ってしまった経験がある方は、きちんと使っていなかった可能性が高いので注意しましょう。

点眼剤の保管方法…点眼剤を安定に保つため、光に注意しましょう。点眼剤をもらう際に小さい袋を一緒にもらうと思います。使い方を記載して正しく使ってもらう以外に、遮光包装になっているものもあるので注意してください。また中には「冷所保存」しなければいけない点眼剤もあります。冷蔵庫に保管して決して凍らせないようにしてください。

簡単ですが、今日は「点眼剤の基本」について書かせていただきました。複数の点眼剤であれば他にも注意することがあります。いつももらっている薬剤師さんにぜひ聞いてみてください。