ポリファーマシー

薬剤師の片岡です。3連休はいかが過ごされましたか?私は少し体調を崩していたので近場で大人しくしていました。付き合いで少しお酒は飲みましたけどね(笑) 今となっては後悔していますが…。 やっぱり無理はいけませんね。

皆さんは『ポリファーマシー』って聞いたことありますか?poly+pharmacyでポリファーマシー、「多くの薬」を示す造語です。多くの薬を服用することで、服用し忘れや、薬による相互作用、残薬などの多くの問題が起きることがあるので最近よく耳にします。ここで一つ注意ですが、「多くの薬」を飲むことが問題ではなく、本来必要でない薬が処方され続けたり、同じ成分の薬が重複して処方されたりしていることなどが問題になっています。

年齢を重ねると自然と病気が増える。この要因の一つの身体機能の低下ですが、一つ病気が発見されると、それに起因する病気が見つかり、それに対する薬が増えていく。私達がよく目にする光景です。すると「この病気はこの病院で」と複数の病院にかかるようになり、自然と薬の管理も複雑になってしまうのです。これを解決してくれるのは『お薬手帳』ですが、薬局を一つにする『かかりつけ薬局』を作る というのも一つの手段です。「トレーシングレポート」を利用して医師に処方提案をするということもできますし、重複している薬の問い合わせや残薬の調節なども行っているので、『お薬手帳』や『かかりつけ薬局』はぜひ利用してください。

最近では医師や看護師、薬剤師に管理栄養士、言語聴覚士、ケアマネジャーなど様々な職種で連携を行い情報共有を行うことで、ポリファーマシーを減らしていこうという形ができ始めています。ぜひ困っている方がいればいつもの薬局や地域の医療に関わっている方に相談してみてください。