診療報酬改定

おはようございます。

今週は良い天気ですね。花見行きましたか?私はタイミングが合わずいけませんでしたが、歩けば目に入ってくる桜を綺麗に咲いたな~と見上げたものです。いつも通っている駅の桜と菜の花の黄色のグラデーションが好きで撮った写真を添付しておきます。

さて、今回は以前にもお話した「調剤報酬改定」について少し。もう来週から4月が始まります。2年に1回改定されている調剤報酬改定がこの4月にあったので、昨日は勉強会にも参加してきました。

あらゆる世代の国民一人一人が状態に応じた安心・安全で質が高く効果的・効率的な医療をうけることができるように改定が行われています。また2年後に見直しもされます。その中で薬局は地域包括ケアシステムの一翼を担い、薬に関して、いつでも気軽に相談できるかかりつけ薬剤師がいることが重要で、そんなかかりつけ薬剤師が役割を発揮するかかりつけ薬局が、組織体として、業務管理、構造設備等を確保するようにと言われています。

…難しいですね。簡単に言うと薬局は、地域に根付き、地域の医療機関と連携して地域の人の薬のことを把握して健康を守ってくださいということです。

いまだ「かかりつけ薬剤師」や「かかりつけ薬局」という言葉は浸透していませんが、現在の高齢化社会の中で薬の管理を全ての患者さんが、自分自身で管理することができなくなってきているのが現状で、薬をもらうが、実は薬は飲んでいなくてたくさん余っている残薬問題。たくさんの病院にかかって、実は同じ薬を飲んでいた重複服用問題。これらの問題を解決するために、自分のかかりつけ薬局を、かかりつけ薬剤師を持っていくことが重要になってきています。もちろん、健康で病院にかかっていないことが一番です。しかり未病、病気の一歩手前の時期に相談する薬局が地域にありますか?相談できる薬剤師がいますか?薬剤師、話聞きづらいですか?意外といろいろ知っていますよ。もちろん知らないこともありますけど(笑)。でも薬剤師としてしてはもちろんですが、いろいろな話も聞いてくれますし、相談にも乗ってくれたりします。

もし、何か気になることがあれば相談してみてください。もしかしたらかかりつけ薬剤師やかかりつけ薬局になるかもしれないので。

薬価改定も行われるため、薬の値段はこのタイミングで全体的に少し安くなります。4月に明細書を確認してみてください。