管理栄養士がおすすめする正月太り解消法

新年あけましておめでとうございます。
今年も引き続き、管理栄養士の中村がブログを更新させていただきます。
皆様にお楽しみいただけるような内容を更新できるように頑張りますので、 どうぞお付き合いいただければ幸いです。

皆様、年末年始はどのように過ごされましたか?
私は兄夫婦と生後2ヵ月の姪っ子と、初めて年末年始を一緒に過ごしました。

今まで赤ちゃんと関わる機会が少なかったため、初めてのことばかりでとても緊張しましたが、赤ちゃんはとてもかわいらしく、表情がコロコロ変わるため、1日中見ていられました。
今後の成長がとても楽しみです。

さて、年末年始に美味しいお食事を楽しんだ方やお家でゆっくり過ごされた方は、少しお腹周りの脂肪が気になるのではないでしょうか。
「まあ、いいか」と思ってしまってはいけません。
なるべく早くもとの体型に戻すようにしましょう。

管理栄養士おすすめの正月太り解消法をいくつかご紹介します!

①ゆっくりよく噛んで食べる
食べ始めてから脳が満腹と感じるまでには、ある一定の時間が必要と言われています。
そのため、あまり噛まずに、次々食べてしまうと、脳が満腹と感じる頃には必要以上 に食べ過ぎてしまっているという状況になりかねません。
一度、ご自身が1口あたり何回噛んでいるかを数えていただき、今よりも+5回、できる方 は+10回と噛む回数を増やしてみましょう!

②野菜を食事の最初に食べる
野菜は食物繊維を豊富に含みます。
食事の一番初めに食べると、食物繊維が余分な糖や脂 肪の吸収を抑制してくれると言われています。
また、食物繊維はしっかり噛まなければ飲 み込めないため、自然と噛む回数が増え、ゆっくり食事を食べることができます。
毎食1皿以上は、食事の最初に野菜を食べるようにしましょう!

③おやつを減らす  
私も大好きなおやつですが、どうしても糖や脂質がたくさん含まれているものが多い ため、正月太りを更に加速させてしまう可能性があります。
体型が戻るまでは今までよりも量を減らしたり、頻度を減らしたりして、なるべく控える ようにしましょう。
また、控えることが難しい方は、糖が比較的少ないアーモンドやチーズなどに置き換えて みましょう。
ただし、脂質や塩分が多いものもあるため、置き換えたからといって、食べ過ぎには注意が必要です。

④体を動かす
体型を戻す最も効果的な方法は、食事と運動の併用です。
また、運動をして筋肉量が増えると、太りにくい体を作ることもできます。
ただ、時間がない・運動が苦手と、なかなか運動をすることが難しい方もいらっしゃいま す。
私も運動が苦手でなかなか出来ていませんでしたが、自分がこれなら負担なく出来ると 感じる「通勤時に2駅分歩く」「歯を磨きながら、スクワットをする」の2つは毎日続け るようにしています。
自分にどの運動がいいかはやってみないとわかりません。
まずは1週間続けてみて、無理そうなら運動量を減らしたり、簡単な運動に変えた りと調節を行い、出来ることを探してみましょう。

最後になりますが、まずは何か1つだけでも構いません。
ご自身が「これなら出来る」と思ったものを、是非今日から始めてみて下さい。